連日行ってもウザがられそうだし・・・・

今日のところは一人で帰ろう。

 

バイトもないし、ちょっと寄り道でもして帰るか。

 

 

本屋に寄って立ち読み。

でも漫画の内容も頭を素通りで、考えるのは薮内のことばかり・・・・。

 

「はぁ。帰るか。」

 

本屋を出て、ふと視線を投げたその先に・・・・

 

 

「あれ!?薮内!?」

 

 

 

 

思わず声をあげた俺に、こちらを振り向く薮内。

うそ!すごい偶然!

あまりにも俺が薮内のことばっか考えてるから、キモチ通じちゃった系!?

 

 

「や・薮内!えと、今帰り?」

「うん・・・委員会出てたら遅くなった。」

「委員会って何やってんの?」

「・・・・・・・・・・・保健委員。じゃんけんで負けたから。」

ぶっ。超嫌そう!

 

「あのさ、よかったら今日も一緒に帰んない?」

 

さりげなく誘ってみた俺に

 

 

「いいよ。なんか最近お前と縁あるよな。」

 

 

うわ!笑顔!!

 

---------------------------------------------------------------------------

 

そうして二人で他愛もない話をしながら帰った。

薮内は、保健委員のくせにどうやら血が苦手らしい。

自分の鼻血を見て、気絶したこともあるとか・・・。

そういうの気丈そうに見えるのに意外。

 

昨日よりもほんの少し、雰囲気が柔らかいような気がした薮内。

少しずつ俺たちの仲も進展してるのかな?

 

 

◆ 2月10日(水)へ ◆